2016年のキーワードはきっと、”Pokemon Go”と、”リオデジャネイロ・オリンピック”だと思う、みんなはどう?さて、キッズにとっては夏休みに入って 2週間しか経っていない今はまさしく至高の時、宿題を後回しにしている君も、すでにやってしまった君も、残り 3週間をどう遊び倒すか?考えただけでわくわくドキドキだ。
さて、世界的には AR(Augmented Reality)一色だが、今日は、比較的に簡単に自作できる超クール(冷)な VR(Virtual Reality)ヘッドギアを紹介したい。
これが最終形状のヘッドギアだ、ただでもらった、J-WAVEのステッカーを貼ってみたw
◆材料
- ハコスコ タタミ1眼(T1) 価格:¥1,200
※1眼を選んだ理由は、Google 先生に “VR” “子供” “リスク” で聞いてみるとよい
- ダンボール(80cm x 80cm 3mm厚) 価格:¥400/1枚
◆アプリケーション
- Blender 2.77 (作図で利用)
◆工具
- カッター
- カッターマット
- 直尺(ステンレス)30cm
- マスキングテープ
- ガムテープ(布)
- ピザカッター
◆手順
- ハコスコ採寸
今回のヘッドギアは、ハコスコ単眼を組み込んだ形状となる予定なので、ハコスコの外寸を測り、そのデータを元に 3Dソフトでヘッドギアの図面を書くことになる。
2.ヘッドギア作図
この図面を使うのは今回で二度目、昨年、とある子供向けイベントで一度作成したものを使う。ただし、今回は、極力、面(Face)を少なくして、カッティング作業や、貼り付け作業を減らす工夫をした。
Download : VR_HEADGEAR_V1.blend
3. 図面出力
Blenderには予め Export Paper Model というプラグインを Add-onしておく。この Exporterを使って、3Dのデータをペーパークラフト図面(svg)として出力する。
Pdf:VR_HEADGEAR_V1
4. 印刷&台紙製作
Pdfの印刷機能に “ポスター印刷”という機能がある。大きなサイズの図を A4サイズ等に分割して印刷してくれる機能である。ここの倍率を XXXに設定して印刷し、それを再びはり合わせると台紙が完成する
5.ダンボール裁断&折り目
型紙を台紙に写し取り(鉛筆でトレース)カッターで切断していく。裁断したら、折り目をつける。折り目をつける作業にはピザカッターを使ったがなんでもよい、ダンボールを切らないよう注意をする。
6.ハコスコ改造
買ったままのハコスコそのままだと、格納しにくいので、いつくか不要(?)な部分を切断する。(耳の部分を切断)
7.仮組み立て
ハコスコを組み込んで、マスキングテープで仮止めする。このままだと、スマホをいれることができないので、スマホを挿入する側のダンボールをカットする。
8.本組み立て
仮組みたての段階でかぶることができるので適当な VRアプリ(恐竜もの等)をダウンロードして、試してみるとよい。最後は、ガムテームで内側から固定して終わり。
このタイプのヘッドギアは二度ほど作成したことがあるので、多少は慣れてはいるが、図面出力から、最後の組み立てまで、2日程度はかかるかな?すべてこの通りにやらなくてもよいので、最低限のパーツだけを組み合わせても、それなりのヘッドギアにはなると思う。
是非、挑戦してみてほしい😄